2009/10/31 はっぴ・はろうぃん♪ 種SSあり。

c0025033_22384244.jpg「アスラン、ちょっとちょっと!」

アスランが、リビングの部屋の前を通りかかると、扉の影から、ひょこっとキラが顔を覗かせてきた。
ここは、アスランのオーブの私邸だが、キラがなぜかいるのはいつものこと。
アスランは不思議にも思わず、その呼び止めるキラの声に導かれるまま、部屋の中へと足を運んだ。
すると。

「トリック オア トリック!」

-----パンパン!!
と、クラッカーの弾ける音と共に、かぼちゃのランタンに扮したハロが大量に襲撃してきた。
アスランの脅威の反射神経をしても、全てを避けきれることはできない。
ポンポンと弾けるように体当たりしてくるハロは、そう痛くもないが、心臓には悪い。
翡翠の瞳を驚きに見張りつつ、

--------トリック オア トリート?(悪戯 か ごちそうか?) だろ!!

という突っ込みは、残念ながらできなかった。
アスランの目の前では、ラクスとキラが、悪戯が成功したことに、きゃいきゃいと手を取り合って、喜んでいたからだ。
その手放しの喜びように、深々と溜め息が漏れる。
さらには、その向こうに、南無さんと合掌しているカガリの姿を見てしまったら尚更だ。
・・・知っていたなら、止めろよ・・・という愚痴は、心のうちだけで止めておいた。
何しろ、そのカガリの髪の毛にも、襲撃されたと思しきクラッカーの紙吹雪の名残を見つけてしまったからだ。

「・・・・・」
「・・・・・」

アスランとカガリは、お互いを見詰めあい、似たような苦笑いを浮かべた。
どちらにせよ、アスランもカガリもラクスとキラには甘いのだ。

それならば言う事は一つ。


「ごちそうもどうぞ?」
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by ak_yuma | 2009-10-31 22:39 | SSあり

アスキラ・総一・スザルル LOVE


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