2010/01/17 無題6。オーフェンSS

そろそろタイトルを考えねば・・・と思う今日この頃(笑)
もう10年位前の作品なのに、結構、オーフェンって人気あるのね、と思ったり。
まぁ、確かに、はまる・・・(←はまった人)
読み終わったらどうしよう、などと思いつつも、来月は、ピンクの歌姫の誕生日もあるし、とりあえずは種にもどろ。。

あー、そうそう。
反逆の幼年期・取引設定のあらすじは「取引」ってタイトルそのもののやつです。
他のは全て、それの詳細を書き起こしていると思って下さい。
ちょっと詳細すぎる描写もあるので、お気をつけて(笑)


では、続きは、孤児SSです。
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「あら? 夢じゃないわよ?」
「---へっ?」
「痛くないの? 見なさいよ、その手」

するり、とアザリーが近寄って来て、ベッドの端へと腰掛ける。
その顔は、やはりどこか面白そうな瞳をしていた。
そんなアザリーの顔を数瞬、諦念とした心で見詰め、恐る恐る、キリランシェロは首を落とし、自分の手を見た。

「・・・・・・・・・」

ぐるぐるに指の先まで綺麗に巻かれた真っ白の包帯が見える。十本の指ともにだ。見方によれば、手だけミイラにでもなったかのようだ。
サー・・っ、と血の気が引けてくる。不思議なことに、今までどこが痛いかも分からなかった全身の鈍痛が、いきなり指先だけに集中してくる。いや、指先というよりは、包帯で見えないが、ある筈のものがないだろう先端の部分に。

「ッ・・・ッッ!!! い、イタイイタイ痛いィ・・・ッッ!!!」
「ああ。やっぱり」
「そ、そんな落ち着いてないでっ! 爪が剥がされたんだよっ!? アザリー、治してよっ?!」

傷の治療はきちんと為されているのだろう。白い包帯は、あくまで真っ白で、血が滲み出てくる様子はない。
それでも、ずくずくとした熱を持った痛みを間断なく伝えてくるというのは、どう考えても、傷がなかったことになっているわけではない。----つまり、魔術で治してくれたというわけではないということだ。
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by ak_yuma | 2010-01-17 18:25 | SSあり

アスキラ・総一・スザルル LOVE


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