2011/02/02 春うらら。

おひさしぶりです^_^;
あまりにも、ページを作る時間がないので、日記に投稿しに来ました(笑)
いや、プライベートがね、忙しいのですよ。。
そして、寒い! PCする手が冷たくて、イヤンな感じなので、ついついPC部屋を倦厭してしまうというのもあるかも;


反逆SS。春うらら。
ナナリー視点です。
以下に格納しますので、クリックして読んで下さいね!
あー、早く、春にならないかな(笑)



春うらら。




ぽかぽかぽか。
ぬくぬくぬく。

やわらかな日差しが、全身に降り注いでいる。
真夏のようにぎらぎらと強くもなく。
真冬のようにうっすらと弱くもない。
そんな絶妙な日差しがナナリーは好きだった。
頬をなでる風は、あたたかく。
そして、傍らには、大好きな人。

「春ですね」

なんて、心まで弾んでいる。
縁側でお茶を両手に包み込み。
のんびりほっかり。

「うん。春だね」

相手の方は、運動神経はよくてもどんかんさんだから、ナナリーの気持ちなど気付かずに、ほっこりとした笑顔を向けてくる。
でも、そんなところがよいのだ。
穏やかで優しい時間。
でも、いつまでもそんな時間が続くわけがない。

このまま時が止まればいいのに。

なんて-------でも、ナナリーは、思ったりはしない。
だって、これからが面白いのだ。


「な、ナ、ナなリー!?」

裏返ったような悲鳴が聞こえてくる。
そうしてなぜか、二人の間に割り込むように入りこんでくるのだ。
ナナリーの傍らは、反対側は空いていると言うのに。

「どうしたの? ルルーシュ?」

でも鈍感さんは、そんなふうに瞳を大きくする。
どうしてお兄様が、そんなことをするのか本当に分からないのだ。
おかしくてたまらない。
くすくすくす、と思わず笑みが毀れてしまう。

「う。いや、その・・・和菓子、作ってみたから」
「あら。ほんと、美味しそうですね」

そういうその手には、確かに、鶯色の練りきり餡が、春を告げるその名の通りの形をしてある。
だけども、そんなのは単なる言い訳だ。
自覚はあるのか、ルルーシュは眉根を寄せて、困ったようにそう言葉を紡ぐ。
視線を彷徨わせ、ナナリーと瞳が合うと、パッと俯いてしまう。

可愛らしい。

なんて、兄に対して思うことではない。
それでも、ぷっ、とはしたないとは思いつつも、吹き出してしまった。
こんなにも、『今』が平和だと、実感する時だ。
笑いの止まらないナナリーに、ルルーシュの顔が耳まで赤くなっていく。

「どうしたの?」

どんぐりまなこなのは、鈍感さんだけ。
こんなにも、鈍感で、もどかしくもあるけど----------だからこそ、愛しい。



大切な大切なおにいさま。
そうして、その傍らには、とても大切な-----好きなひと。


どちらも大切で。
大好きで、愛しい。

----------だからこそ、愛しい世界。






春、うらら。
こころが、ほっかりとあたたかい。
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by ak_yuma | 2011-02-02 15:32 | SSあり

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