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2011/09/13 蒼穹「あまつち 1」一騎誕

蒼穹(タイトル未定) 序 の続き。
天地~あまつち~ にタイトル(たぶんw)決定。
おかえりにしようかと思ったら、すでに使っていたという・・・(笑)
以下に格納してあるのでクリックしてみてね!
(珍しく甘くいきたいと頑張っているけど・・・所詮、私じゃ、こんなものが限界かも;;)

*

この前、ルピシア(紅茶)のフェス(inサンシャイン)に行って来ましたら、なんだかやたらにGFSなるものが目につきました。
調べてみると、なーるほど。
これですね。例の抱き枕もあるのは☆
(にしても、高いな・・・(苦笑))
今はイベントもさまざまなものがあるのですねー。
行かれる方は、楽しんで下さいね♪

*

そういえば、昨日は、おつきさまが綺麗でしたねー。
ってことで、スキンを月に変更。



>>蒼穹「天地~あまつち~1」


「ただいまー」
「おかえり。ごはんできているよ? 食べる? 後にする?」

ガラリと玄関の引き戸が開く音がして、今はもうすっかり聞きなれた声がする。
相手も、もうすっかり勝手知ったる家とばかりに、上がり込んで来る。
だから一騎は、振り返りもせず、お味噌汁の味見をしつつ、そう答えた。
今日は、豆腐と長ネギの味噌汁だ。
我ながら、いいお味が出ていると思う。

「ふつー、そういう場合、『ごはんにする? お風呂にする? それともわ・た・し?』 じゃないの?」
「ばーか。親元で何言ってんの?」
「あれ。親が一緒じゃなきゃいいんだ? じゃ、新居を構えようよ」

ぬるり、と胸元に手が差し込まれる。
するり、ではない。まさしく、ぬるり、だ。
総士は、時として、こんな戯れを仕掛けてくる。
でも。

「きもっ」

速攻で一騎は、その手を払い落していた。
どうも、こうした愛情表現は、過剰すぎて、一騎には慣れない。
いや、慣れないというよりは性に合わない。
首筋の後ろがむずむずとして、じっとしていられないのだ。
やられたらやりかえすじゃないが、ついつい臨戦態勢を取りたくなってしまう。

「うわ、傷つくなぁ」

拳を固めて、腰を落とし、ファイティングポーズまで取った一騎に、総士は胸に手を当て、いかにも僕は傷ついています、なんてアピールを取ってきた。
その上、陰りを帯びさせた眼差しで遠くを見つめ、斜め45度で、首を傾けるのだ。
そこまでされてしまうと、一騎としても、なんかちょっと悪かったかな、とドキリとする時がある。

(せっかく、当たり前の日常が戻ってきたのだし・・・。ちょっとくらいなら)

そんな風に、流されてしまうのだ。
それが、毎回毎回、総士のテだと分かっているのに、なぜか落ちそうになってしまうのだ。
by ak_yuma | 2011-09-13 22:05 | SSあり
アスキラ・総一・スザルル LOVE

by ak_yuma