2012年 07月 30日
2012/07/30 R2擦過傷 11-3
ここまでが11話です。
近いうちにサイトupします。
・・・手直しがなければ(笑)
基本的には、このままー。
拍手、ありがとうございましたvv
*
ナナリー・ワンダー。
C.C.さんの、ルルさんに対する評価がとてもよろしいです◎
うん、このままじゃ、ナナリーは、お嫁にはいけないよねー。
でも、ナナリーもブラコンだと思うんだ(笑)
ナナリーを乗り越えないと、ルルーシュもお嫁さんを貰えないと思う。
というか、ルルのシスコンを理解できる人でないと無理だよね。
ある意味、相思相愛だよね。
可愛いんだけど、もうちょい動きがあるかと思っていた。
紙芝居的なところが多くて(^-^;
まぁ、可愛いんだけどね。
>>R2擦過傷 11-3
『----------------スザクッッ!!!』
岩窟での対面。敵対。
あの時。
(俺が、悔やまなかったと思うか?)
どうして、あんな事になったのか。
もっと、他に方法はなかったのか。
胸が引き裂かれ血に塗れているかのようだった。
撃ったのは、ルルーシュだが、
討たれたのもまた、ルルーシュだった。
『全ては過去』
そうできたのなら、よかったのに。
思い悩むことも、悔やむ事も。
全て、過去と、消えていたのならよかったのに。
道はなかったのか。
共に歩む術はなかったのか。
何度も、自問自答している。
『あの時』
もしも、『あの時』
そう思う『あの時』がある。
それは、とりもなおさず、後悔しているということ。
”-------------ユフィ。”
キミの存在は、大きかった。
大きく、確かなものであった。
敵でさえも包み込むその笑顔に託したかったものがある。
一緒に歩もうと決心させてくれた。
その思いを。
------------分かち合えていたならば。
・・・でも。
『全ては過去。終わったことだ』
(過去? ほんとうに過去?)
告げた自分が、一番、信じられなかった。
はっきりと、心も、そう断じえていたならばいいのに。
終わったことと割り切れていたならばよかったのに。
それでも、------もう。
過去なのだ。
どうにもできない、変えようのない過去なのだ。
もう振り返れない。
取り戻せない。
あの微笑みも。
あの優しい声も。
例え、-------何を、ギアスを、使おうとも。
「兄さん? どうしたの?」
「ああ、いや、ほんとうに可愛いな、と思って」
「んもうっ。また、すぐそうやってからかうっ」
「からかってないって。本当のことだよ」
(ほんとうに。)
可愛いロロ。------偽りの弟。
偽りでさえ、可愛い。
このロロを守る為に、そして本物の妹、ナナリーを見守るために。
------------スザク。
(忘れないよ。あの屈辱は。)
屈辱を糧に。
それでも、信頼を少し混ぜ込んで。
ナナリーの為には、なると信じているから。
『ゼロ』は、一度、身を引こう。
ルルーシュは、平穏に。
ゼロは、中華連邦へ。
------------スザク。
(これは、復讐だよ。
キミのおかげで、今、俺は、平穏を得ている)
泣きたくなるほどの、思いを抱いている。
by ak_yuma
| 2012-07-30 21:00
| SSあり