2012/09/04 Re;運命を信じますか?を投下しました。

c0025033_21505362.jpgRe;シリーズ、以下に投下ー。
クリックしてみてね!

→は、8/1~8/3に続けて生まれた3羽のうちのどれか(笑)一羽。
かわいいでしょv





>>Re;運命を信じますか? 1-2



「ルルーシュ、おなかすいたー」
「うるさい」
「るるーしゅーーー」
「だまれ」

ごろんごろん、と寝がえりをうつスザクの側で、ルルーシュはお行儀よく仰向けになっている。
ナナリーは、兄が日焼けすると気にするので、大きく枝を張り出した木陰で、それを微笑みながら眺めていた。
最初は、二人して、青空をぼーっと、まどろみながら眺めていたはずなのに、肉体派のスザクは早くも飽きてしまったようだ。
犬のようにルルーシュに擦り寄っては、邪険にあしらわれている。
なんだか、微笑ましいけど、くーくー鳴っているスザクのお腹がナナリーは可哀想になり、

「ちょっと早いですけど、お昼にしましょうか?」
「わ! ナナリー、ありが・・・」
「ぼけ。まだ早いと言っているだろうが。おあずけだ」
「ええええ!? ルルーシュ、ひどいよーっ」

助け舟を出してみたのだけども、
スザクがお礼の言葉を最後まで言う前に、ルルーシュの声が、遮っていた。
・・・早い、って言葉が余分だったのかな?
え~と・・・と、ちょっと困ってしまうが、それもほんのちょっとだ。
ルルーシュの、紫水晶のような綺麗な瞳は、笑いを含んでいる。
悪戯っぽく、お日様の光を反射して、煌めいていた。

「あら、そうですの?」

だから、ナナリーも笑いを口に忍ばせて、バスケットに伸ばしかけた手を引っ込めてみせた。
すると、スザクの頭の上に、しゅーんと、まるで項垂れる犬の耳が見えるようだ。
こういうところを見ると、ナナリーとしても、ルルーシュがスザクをついつい苛めてしまうのが分かる気がする。
きっと、ナナリーの瞳が見えなかった頃には、もっと色々な弄くりかたをルルーシュはしたのだろう。
ナナリーに対するよりも、実は、ルルーシュが大人げないのは目が見えなかった頃も感じてはいた。
ルルーシュは隠しているつもりでも、見えないからこそ敏感だったナナリーは、なんとなく雰囲気で分かってしまっていたのだ。
あの頃よりは、きっと自分は、鈍感になっているのだろう。色々な意味で。
だが、それでいいと思っている。
見えるようになったナナリーが感じるルルーシュの意地悪さは、キライではない。
何より、しゅーんと項垂れていた筈のスザクが、次の瞬間には、気にしていない。
懲りずに、ルルーシュにちょかいをかけるのだから、二人は、そういう位置づけなのだろう。
だからこそ、ナナリーも気にせずに、兄に乗っかるような大人げない振る舞いができるのだ。
[PR]
by ak_yuma | 2012-09-04 21:53 | SSあり

アスキラ・総一・スザルル LOVE


by ak_yuma
プロフィールを見る
画像一覧