2013/02/18 運命・家出3-1を以下に投下しました。

運命・家出 どこまでサイトupしてたかなー、と思いましたら(笑)
1までしか、upしてないようです。
1は、seed/destiny → destiny-main にあります。
続きは、この日記のSSありの種・運命のタグに。

そのうちに2はサイトupしますー。

*

ピクシブで、小説の分岐ができるらしいので、試したいなーと、
分岐というか、裏と表ver.のあるやつの1話を投稿してみたんだけど・・・
結局、どうやればいいの? と悩む。。(笑)
タグを書いた方がラクだよーw



>>運命・家出3-1


「あの・・わたくしも・・・思ってしまって・・・」
「でも、思いついたのは、キラ、ですね?」

今回の事に関しては、ラクスが思いつくわけがない。
それは別に、ラクスを信用しているとかという事でもない。
ラクスに振り回されることなど多々あった。
過去には、同じように家出騒ぎを起こしてくれることもあった。
ただ、その場合には、ラクスは『解答』を寄こすのだ。
どうして欲しいのか、自分の要求を明確にしてくる。
それは良くも悪くも、指導者的立場な考え方だ。
だが、今回の場合には『解答』がない。
アスランが『冷たい』から、どうしろと?
数時間でも構って欲しいのか、それとも単に言葉だけでも優しくして欲しいのか。
・・・言葉だけなら、必要ないだろう。
突き詰めれば、ほんの少しアスランが甘い言葉を伝えたところで、それが誠意ではないと、キラにもラクスにもすぐにでも分かるだろう。
分からなければ、友としても、指導者としても、大問題だ。

「だって! アスランが冷たいんだもんっ!!」

ラクスを責められることに堪らなくなったのか、これが正当な主張だとでも言うようにキラが喚く。
アスランとしては、大きな溜息しかでない。
ラクスへと向けていた視線を体ごとキラへと向き直り、しっかりと目線を合わせる。

「だから、どうして欲しいって?」
「だからっ!! ・・・・・・・あすらんが・・・」

徐々に小さくなっていく声。
キラとても分かってはいるのだ。
正当な主張だと声高に募ったところで、本当の本当は我儘であることは。

「オーブとプラント」
「・・・え?」
「ナチュラルとコーディネイター」
「・・・・・・」
「その為の架け橋になるべく、俺たちは、ここにいるのだろう?」

ひとつの国では。ひとつだけの見方では。
争いはなくならない。
どうするべきか。どうあるべきか。
様々な視点から、見て、聞いて、考えて。
ひとつの立場からだけでなく、ひとつの人種からだけでなく。
俺たちは、それを探っているのだ。
ナチュラルの観点からだけでは、コーディネイターに不利かもしれない。
コーディネイターの観点からでは、ナチュラルが不利かもしれない。
模索して、お互いの妥協点を探って。
お互いに、納得して、平和であれたなら。

「俺たちの、志しは、一つだろう? その為に、今、ここにいるのだろう?」
「・・・・・」
「そう、キラも望んでいただろう?」
----------ん? そうだよな? だから、俺は頑張っているんだ。

と、声に出さずとも、優しく翡翠の瞳を細めて見つめてあげれば、キラの紫水晶の瞳がうるうると潤みだす。

「あすらん・・・」

感激した様子のキラの頬が、ほんのりと甘く染まる。
多少の誤解はあるかも知れないが、今は淋しくとも、他のなにものでもないキラの為にもだよ、と告げたとしても、嘘にはなるまい。
・・・たぶん。
アスランは、一瞬、明後日の方向を見やりながら、素早く、そう計算した。
これで、キラが大人しくプラントに帰り、一生懸命働いてくれるのならば、言う事あるまい。
だが、それはそれで、計算が甘かったかも知れない。
つんつんと裾が引かれる方向へ視線を向ければ、なざかラクスがむくれている。
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by ak_yuma | 2013-02-18 20:21 | SSあり

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