2013/11/02 今更ながら訂正。&黒バスSS投下。

今更ながら。
Destiny→【アス誕2007~2009】プレゼントにリボンはいらない。4 内の間違いを訂正しました(^-^;
ピクシブに再掲しようと思って、見つけました(笑)

あとで黒バスの続き、投下できたら投下しますー。


+追加+

続き、投下しました☆ミ
一話分にまとめたのは、ピクシブにupしましたv
タイトル「これが――かも知れない? 【黄黒】」です。

ではね、おやすみなさいv



「くろこっち・・・!!」
「だから、何なのですか? と先ほどから聞いているのですが。キミはバカですか。バカの一つ覚えですか」
「バカでもいいっス! ――――――いや、だって、黒子っちが、見つめてくるから」
「恥ずかしい事を言わないで下さい。僕を穴が開くほど見ているのはキミです。だから、何か用があるのかと聞いているのですけど」
「穴! 穴を空けるっスか! そ、そんな黒子っちから、積極的な言葉が出てくるなんて!! ――――――ぐはっ」

徐に掌底が――――――イグナイトが腹に叩きつけられ、黄瀬は呻き声を上げて、よろけた。
その場に座り込まなかったのは、ほんとにただの偶然だ。いや、それとも慣れか。
悶絶する程の痛みに、体が数歩後ろにたたらを踏み、なんとか耐える。

「敢えて、何を勘違いしたのかは、聞かないでいてあげます」

いつもの丁寧な言葉が、冷ややかにも聞こえる。
いつもは感情をあまり表に出さない瞳が、蔑んでいるようにも見える。

んが。

「・・・黒子っち・・・っ、これも愛だよね・・っ?」
「バカ言ってないで下さい」
「でもでも、黒子っち、オレの事、好きだよね?」

でなきゃ、意外と男前のさっぱりな性格な黒子は、一緒に帰ることすら拒否して、いつの間にか消えて――――――ミスディレクションしている事だろう。

「ええ、まぁ・・好きか嫌いかと問われれば、好きですけども」
「く、黒子っち・・・っっ!!」
――――――友達として。

という言葉が、続いたかどうかは分からないが、黄瀬は、黒子にダイブした。
がばりと覆いかぶさり、抱きしめる。

「ちょ、ちょっと、黄瀬くん・・・っ。苦しいです・・・っっ」

体格差からして、黒子は黄瀬の腕の中に、すっぽりと収まる。
ミスディレクションされないように、しっかりと抱きしめ、すりすりと頭を摺り寄せる。
ふんわりと立ち上る黒子の香は、先ほど寄ったマジパの甘いバニラシェイクだ。

(もう、黒子っちってば、ほんと可愛い。食べちゃいたいくらい甘い香りをさせちゃって)

「ちょっ、もう、ほんと怒りますよ? イグナイトしますよ?」
「さっき、もう、したじゃないっスか」
「だから、またしますよ?」
「いやっス」
「いや・・・って。じゃあ、離して下さい」

さすがに二度目は遠慮していたらしい黒子の手が、もぞもぞと動き出したのを感じ、黄瀬は、ぱっと体を離した。
いくらなんでも、二度も同じところに掌打されたら、再起不能だ。

「ほんとにほんとに、何の用事なのですか?」

微かに窄められた唇が、黒子が拗ねているのを表している。
あまり黒子を知らない者から見れば、これも分からない変化だろう。
だが、よく知るものから見れば、無表情とは言えない。

(ほんと、黒子っちってば、可愛い。可愛くて可愛くて、抱きしめたい。オレだけのものにしたい。ずっとずっとオレの腕の中で閉じ込めて、誰にも見せずに愛でて・・・)

そう黄瀬が、訥々と頭の中で考えている言葉をそのまま声にしようと、口を開きかけた時。
唐突に、黒子が五指を広げ、黄瀬の前に突き出してきた。
何やら、憮然としているようにも見える。
その表現としては、「待て」か「ストップ」か。

「――――――やっぱり、いいです。聞きたくありません。いえ、聞いたらいけない気がします。口を開かないで下さい」

(あ、ストップの方っスか)

だけどもう、黄瀬の方は止まらない。止まりたくない。
ただ、黒子が、言葉ではなく、見つめて欲しいというのならば。

みる。

「あ、あの・・・黄瀬君?」

みる。ずっとみる。
ただ、見る。見詰める。
その愛らしい瞳も。可憐な唇も。噛みついてみたい白く柔らかそうな首筋も。
じっとじっと見詰める。

「ちょ・・ちょっと、黄瀬君? 何ですか?」

黒子の言う通りに口を開かないで、見つめてあげているのに、なぜかオロオロと焦り始めているのも可愛い。
そんな姿も、勿論、見つめていたい。
この姿を愛でさせてくれるのならば、口も開かずに見詰めて欲しいなんて、可愛い我儘じゃないか。

「あ、あの・・ちょっと、待って下さい・・っ」

うっすらと頬に赤みが差し始めている黒子を見詰めていると、なんて幸せなのだろうと思う。
水色の瞳すら熱に潤ませて、こんなにも黄瀬に見つめられていることを喜んでくれているのだ。

「わ、わかりましたっ。口を開いていいですっ。大いに喋って下さいっっ」


だけど、
やはり黄瀬の声が聞けないのを寂しく思ったのだろう。
黒子が耐えられくなったように、懇願してくる。

(ほんとに可愛い。可愛い可愛い。なんでこんな綿あめみたいにふわふわで甘々で可愛いくて・・)

オッケーがでたらのだから、がんがんいく。言う。
これぞマシンガントーク。
黒子が愛の言葉を聞きたいというのならば、黄瀬が躊躇う理由などありはしない。

「黒子っち、可愛い可愛いっス。あいらぶゆー。黒子っちの為なら、オレ、なんでもするっス。――――――あ、でも、オレが上ね。それは譲れないっス! だって黒子っちってば可愛いんだもん。抱きしめられるより抱きしめたい。もちろん、抱きしめられるのも嬉しいっスけど。キスしていい? いいよね? アトもつけていい? いいよね? そのマシュマロみたいに真っ白で柔らかな首筋に今すぐ、真っ赤なヒメゴトを刻みたいッス。それからそれから・・っ!」

「ちょ、ちょっと待ってください。黄瀬君。待って。ストップ。――――――マテ。お座り!」


(――――――あれ?
 黒子っちが、なんだか知らない顔をしている?)


少しばかり、引きつったような笑みは、今まで幾多の黒子の表情を見てきた黄瀬にも分からない表情だった。
きょとんと、黄瀬が見返せば、なぜだか、黒子の足が一歩、後ろへと下がっていた。
それでは、歩いて来た道を逆戻りしてしまう。

「ええと。あの、、、黄瀬くん? その、ちょっと・・考えたいことがありまして」
「うん?」
「その、、、黄瀬くんとの事なのですが」
「うん!」
「――――――だ、だから、ちょっ待って下さい! マテです! その場から動かないで下さい!!」

黄瀬が勢いよく頷き一歩、前に踏み出せば、黒子が一歩、後ろへと下がる。
艶々に潤んだ瞳と唇が、ぷるぷると可憐に震えている。
何を言いたいのか分からないが、きっとそれが答えなのだろう。
一見、感情表現の薄い黒子の、精一杯の感情表現。
もしかしたら無自覚なのかも知れない。




それでも、これが――――――。
これこそが、黒子の無自覚な――なのだと、黄瀬は確信していた。
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by ak_yuma | 2013-11-02 19:57 | SSあり

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