2013/11/19 黒バス4-2

前回の続きを以下に投下。
纏めて、ピクシブにup済です。

次回φ(.. )メモメモ
――、ときどき――。

黒子が黄桃の関係を勘違いして?

な、ハナシにしたいかなー。



んが、まぁ、とりあえず。
次は、ルル誕か、ルルのシリーズ未完のどれかをサイト更新したいかと思います。
黒バス関係は・・・もうちょいやる気が続くようならば、(データがなくならないように(笑))サイト更新も考えますが・・・今のところは、ピクシブで満足かな。


+追加、追加、してます・・・+
(あははは;; 今更ながら、テキスト内のページリンク間違い発見・・・;; 気付いたところは順次直していきます・・・)
(更に、日数の間違いを発見・・・(-_-;) 3か月もまだ経っていないと、3か月強では、意味が違うじゃんw と自分で突っ込んでます・・・はい。訂正;;) 
(あれぇ? Re; 愛タイトル。nextついているけど、これ、これで終わりでいいんじゃ?? と思ってしまうのですが・・・自分、続き、考えていたんだよね? 思い出せない・・・アウトラインも見つからない・・・どのフォルダだ・・・? 未完フォルダ内にはない。。up済みフォルダ内だとすると・・・量が多すぎて無理だな;; あとはUSBか・・・?(^-^;)



>>黒バス4-2


(やっぱり、テツ君、優しい・・・っ。好き・・・っ)

見つめあった瞳に、胸がきゅんとする。
そのまま黒子の瞳の中に映る桃色の自分の姿を、ずっとずっと見詰めていたい気がする。
だが、今はそんな悠長な事は言っていられない。
事は一刻も争うのだ。世界が滅ぶかもしれない重大事項なのだ。

「聞いたよ! きーちゃんってば、ひどいっ。テツくんのピーにピーして、ピー、ピーして、ピーしちゃったって、青峰くんがっっ!!」
「・・・すみません、桃井さん。ピーが多すぎて、僕には意味がよく分かりません」

うわっ、とそれを聞いた瞬間を思い出した途端、またしても涙が溢れ出てくるが、黒子に必至に縋りついて、一気に問い詰める。
その際に、ボリュームのある胸をこれでもかと押し付けつけてしまった
それでも黒子は、嫌そうな顔も、逆に恥じらうような顔もしない。いつもと同じ淡々とした無表情だ。
これが青峰なら、恥じらいもなく「おい、さつき。でけぇ胸が当たってんぞ」くらい言うだろう。
無類なおっぱい星人な青峰だが、桃井の胸に関しては、逆に冷たい。
冷たい上にデリカシーというものを持ち合わせてないから、いい意味でも悪い意味でも率直だ。
それは幼馴染ゆえの今更感と、興味のなさの表れかも知れないが、せめて他人の前ではデリカシーくらい持ち合わせて欲しいと常々思っている。
だからこそ、黒子のこの反応は、桃井にとっては新鮮だ。
新鮮なのは、特別だからだ。
なんとも思っていない相手ならば、いちいち、反応があろうがなかろうが好悪自体感じていない。
例え中学時代も、高校の今でも、胸のことやプロポーションの事や、キセキの世代と一緒にいた事、青峰と幼馴染な事、その他いろいろと、影でも表でも言われても特に気にしたことはない。
それが黒子の表情や仕草、言葉には、どんな些細な事でも、一喜一憂する。

(・・・好き。だからこそ)

黄瀬の毒牙から、なんとしても守らなくては。
あんなシャララった黄色の駄犬をこれ以上、黒子に近づけてはいけない。
よもや真面目な黒子が、そう簡単に毒されたりはしないとは思うが、何事も過ぎたるということはない。
キセキの世代と対等に話せる彼だからこそ、常識の基準が他とはズレているかも知れないのだ。
既に一般の人よりは、異様な程の寛容さを見せている。
桃井に対してのこの反応すらも、異様な程の包容力の一部であろう。

「ちょ、ちょっと、ちょっと! 桃っち、何、ぬかしてくれちゃっているんスかっ」
「きーちゃんっ!?」
「まだまだアレもコレもピーも何もしてないってのに、変な事を言わないで欲しいっスよ! そりゃしたいとは思っているけど、ピーもピーもまだまだっス! 怖がらせたくなくて大事に大事にとってあるんスからっ。大会の後に夜景の綺麗な場所に連れ出しても、ストバスと言いつつ、わざとニアミスして黒こっちの首筋に顔を埋めても、匂いをかぐだけでまだ何もしてないって言うのにっっ。・・・まぁ、せめて唇にキスくらいは、とは思っているんスけど」
「アウトーーっ!! きーちゃん、アウト!! 神聖なテツ君になんてこと言うの! く、唇にピーとか、汚らわしい!! そこは『ピー』にして! 文字伏せる! ついでにきーちゃんも伏せ!!」
「ひどいっス!! 桃っち、酷っっ」

どこから現れたものか。
いきなり、にょきっと現れた黄瀬に、桃井は驚きを隠せなかったが、黒子を始めとする誠凜のメンバーを観察して見ると、桃井が現れた事に対して程には驚いていない。
聞けば、黄瀬はモデルの仕事で上京した時は、例え短時間でも、黒子に会いに来ているとのことだ。
なので、こうして強襲されることは、多々あるらしい。

「ダメーっ!! きーちゃん、ダメっ。テツ君に触らないでっっ」

いつの間にか黒子が、黄瀬の腕の中に奪われている。
さっきまで、桃井が抱き着き、それを黒子が抱きしめてくれていたというのに。
シャラララな黄髪のモデルは、眩いばかりの笑顔で、桃井と黒子の間を引き離していた。
なんとか助けて貰おうと、周りを見渡せば、諦めたような誠凜メンバーが、視線を逸らす。

(そんな・・っ。テツ君がこんな目にあっているって言うのに・・・っっ)

黒子が、黄瀬の腕の中で身じろいでいる。
顔は無表情だが、桃井からすれば、嫌がっているようにしか見えない。
それを黒子の相棒である火神が、どうしようもないな、というような生温い顔で見ていた。

「バかがみん!! どうして、黙って見ているのよーっ! テツ君が、きーちゃんにピーして、ピーされてもいいって言うの!?」
「バ・・・っ!? バカってなんだ!? どういうことだ!? つか、さっきからピーピーうるせー!」
「バかがみんは、バかがみんよっ」
「・・・バカとは、知能が劣り愚かなこと、です」

黒子が淡々と自身の相棒へと解説する。
火神も、いくら帰国子女として語彙が少ないとしても『バカ』の意味くらいは知っているだろう。
それでも、黒子は言葉の意味を解説した。
特に、表情筋も何も動いてはいない。
だが、

(・・あっ!)

と、思った瞬間には、黄瀬が腕の中に囲っていた黒子を離し、そろそろマジパにでも行こうっすよ、と片手を黒子の肩へと添え、促していた。
桃井にも、行くっすよー、と。
あくまでそれは“一連の”自然な動作だ。
黒子はそれが、この突っ込み漫才に飽きた黄瀬自身による、自然な発案だと思っただろう。
いつものように黄瀬の強引な誘いだとでも。
だが、本当は違う。

(こういうとこ、きーちゃんには敵わないな)

黒子が困っていたからだ。
表情筋も何も動いていない。でも、黄瀬と桃井には分かる。
敢えて言うなら、ほんの少し、瞬きの間隔が短かった気がした。
それは黒子と共有の時間を多く持ってきたキセキとても、分かるだろう。
だが、桃井を含め、他のキセキのメンバーも、黄瀬のように、スマートに黒子の意志を汲み取り、尚且つ黒子には気を使った事を気付かせずに、事を運ぶ事はできない。
赤司では威嚇してしまうし、緑間では挙動が不自然だ。青峰や紫原では、そもそも気を使うと言う事ができないから論外だろう。せいぜい率直に、困っているか?と当人に聞くくらいだろう。
まあ、黄瀬のようなダメダメっぷりな駄犬の真似をする者が他にはいないとも言える。
なんだかんだと皆に構われつつも、黄瀬はムードメーカーだ。それはキセキの内でも外でも例外ではない。
複雑な思いを抱えつつ、桃井が黄瀬と黒子の後ろに続くと、その隣に並んできた火神がぼそりと呟いてきた。

「・・・青峰が、黒子は嫌なことは嫌だと自分で言えるヤツだって言ってたぞ。・・オレもそう思う」

確かに、本気で黒子が嫌ならば、すぐにでもミスディレクションをしている事だろう。
黄瀬から逃れて、こうして一緒に帰ることなどしやしない。
それだけの技術が黒子にはある。
中学の最終時期、黒子はキセキの世代全てから、まんまと逃れ果せていた。
そして、今は、黄瀬と黒子の前を、たまに振り返りつつも生温い表情で見守っている誠凜の先輩方も、黒子が本気で嫌がる素振りを見せたら全力で死守するつもりなのも、何となくだが分かる。

「うううー。分かっているけど、なんか悔しいんだもん・・・」


黒子が黄瀬と談笑している。
いや、表情は動いていないが、それでも楽しそうなのは分かる。
なぜなら桃井にとっては、黒子が特別だからだ。
特別な黒子が、本気の本気で嫌がっているのならば、例え黒子が困ったとしても、桃井は黄瀬に容赦はしない。
それは、黄瀬も同じ事だろう。
誰あろう黄瀬こそが、自分自身を赦しはしないに違いない。
だからこその、この黄瀬の暴走っぷりとも言える。

「黒子っち、可愛い! 可愛い可愛いっス!!」
「きゃー! きーちゃん、ダメーっっ」

なんの拍子からか。
ぎゅっと黄瀬が黒子を抱きしめ、あまつさえ頬擦りし、ぐりぐりと肩に顔を埋め、甘えまくるという暴挙に至っていた。
桃井の使命は、黒子を悪の手から救い出す事だ。
いくら黒子が本気で嫌がっていないとしても、道を外すこの行為を黙って見てなどいられない。
ばたばたと駆け寄り、必至で黒子と黄瀬の間に割り込む。
ぐいぐいと腕を突っ張り、黄瀬を必死に引き離す。
そんな桃井に、水色の瞳が優しく瞬き、微笑んだ気がした。
相も変わらずな騒々しさ、とでも言うべきか。
中学時代、黄瀬と桃井は何かとこうして張り合っていた気がする。
今は、桃井が真ん中で二人を分け断っているが、黒子を真ん中に黄瀬と桃井が両端を占領していた事もあった。
思えば、あの時期が一番、キセキの世代にしても楽しい時期だったかも知れない。
その時の事を思い出していたのだろう。
黒子の瞳がふんわりとあたたかい。








そんな彼がぽつりと呟く。


――――――“これが__というものなのですね?”











その言葉が。
なんだかとっても、誤解している気がしてしまったのは、桃井の気のせいではあるまい・・・。
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by ak_yuma | 2013-11-19 21:03 | SSあり

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