2014/01/01 超絶、無神経な__【黒バス】3

あけましておめでとうございます。

そして、マオ、ハッピバースディvv
って、誰!? って、自分でも思ってしまいました。
(サイトのTOPページに誕生日リストを置いているのですが、それに出てきていて(笑))
反逆の、マオですね。人の心が聞こえてしまうギアスの被害者。
(ナナリー誘拐犯w)

黒バスのSS、次のを途中まで投下しに来たら、まだ前回の最後の部分を投下していなかったのに気づいて、慌てて投下しております(笑)
(ってことで、次のはまた今度。まだタイトル未定だし)


新年からぐだぐだですが(笑)
今年も宜しくお付き合いお願い致しますvv






>>超絶、無神経な__【黒バス】3


そんなこんなで、うとうととし始めると、

「あれ、黒子っち、いい匂いー。」

気を許しすぎていたのか。
汗で、でろでろな筈なのに、そんな事を言いながら、黄瀬がくんかくんかと黒子の髪に顔を寄せてきた。

「しかも、さらさらーっ。シャンプー、なにー? きっと今のが、黒子っちの髪に合っているんスねっ」

さすがにちょっと引き気味になりつつ、黄瀬の疑問に、黒子も首を傾げる。

「えーと。なんでしょう?」
「あれ? 分からないの? トリートメントはどこのメーカーでも、大した違いはないっスけど、シャンプーは髪質を選ぶから、今、使っているのが合っていると思うんスよ。だから、それを使い続けた方が・・・」
「・・・えーと? ほんとに、なんでしょう?」

更に付け加えられた黄瀬の説明に、黒子は困ったように、更にコテンと首を傾げ続けた。
はっきり言って、メーカーなんて気にした事などない。
なぜならば、

「テツヤが」
「黒子が」
「テツが」

―――今、使っているのは。

「パ○テーンだな」
「赤○ばきなのだよ」
「アジエ○スだ」


黒子の代わりに応えたのは、赤司、緑間、青峰だった。
なるほど、そうでしたか、と黒子が頷く。
だが、分からないのは黄瀬の方だ。

「え!? なんスか!? なんで、皆が黒子っちのシャンプーを答えるんスか!?」
「そりゃ、俺らがやったからな」
「へ!? ・・・え!?」
「テツヤの香は、僕らが決める」
「は!?」
「黒子に任せていたら、雑すぎるのだよ。このくせっ毛を石鹸で洗うなど、あまりに無神経すぎる」
「・・・ふぇ!?」

驚きに黄瀬が、変な声を上げ続けているが、それはとりあえず無視するとして。
普段は無表情とも言える黒子だが、各々の暴君の台詞には、抗議するように唇を尖らせ、珍しく一気に言葉を紡いだ。

「戴いたものは、ちゃんと使います。それに、その日に使うシャンプーは自分で選んでます。その時の気分で香りを選んでいるのですから、キミらが決めているわけではありません。変な事は言わないで下さい。石鹸を使ったのは、たまたまです。家にあったのが切れたので、買いに行くのも面倒なので使っただけです」
「・・・え? え?! ええぇ!?」
「黄瀬くん、なんですか? さっきから煩いです」
「いやいやいや。なんですか?じゃないっス。突っ込みたいのはオレだから」
「・・・何か問題でも?」
「大有りっス!」

ふと、眉根を寄せた黒子に、黄瀬が大きく首を縦に振る。
だが、それに黙ってないのは、勿論、シャンプーを貢いだ彼らだ。

「涼太? 何が言いたい?」
「うっせーぞ、黄瀬」
「黄瀬は黙るのだよ」

壮絶にいい笑顔の赤司に、野性味のある顔で獰猛に凄んでくる青峰。
緑間は、涼しい顔のまま、眼鏡をくいっと指で直して、目線だけで威嚇してきた。

「いや・・その・・・だって、ズルいじゃないっすか! オレだって、黒子っちにオレのシャンプーを使ってもらいたいっス! オレの香に包まれて貰いたいっス」
「あー、それなら、オレもー。黒ちんに、使ってもらいたい香があるー」
「そうっすよねー、紫原っち。オレらのも使ってもらいたいスよねー」

しどろもどろになりつつも、果敢に黄瀬が発言すれば、おっかぶさるように、紫原もゆるい発言をしてくる。
紫原は、考えなしのように見せて、実は何かを考えているのだろう。
だが、黄瀬としては、付き合っているのは、オレっすから! という自負がある。
例え『友達として』だとしても、きちんと言葉にして付き合っているのは、『黄瀬涼太』ただ一人だ。
他のキセキの連中は、なし崩し的に、黒子と友達付き合いして貰っているだけと思っている。
だが、はっきり言って、キセキの仲間は、あらゆる意味で敵に回すとやっかいだ。
例え一人でも味方がいるならば、それに越したことはことはない。

「・・・はぁ、まぁ、(どっちでも)いいですけど」

案の定、抜け駆けの三人の背中には、どす黒い何かが見える。
だが、当人である黒子の言質を取ってしまえば、こちらのものだ。
黄瀬は小さく拳を握り、両脇を引き締め、ガッツポーズを決めた。
だが、不幸とは、予期せぬ方向からやってくるものである。

「ええ!? ズルいよっ!?」

黒子の了承に、小さな悲鳴が響いた。
それは、咄嗟に出てしまった本音だろう。
本人としては、口に出したつもりもないかも知れない。
だが、黒子は、はっと振り返り、桃色の髪の少女―――桃井を見た。
桃井は、慌てたように口元を両手で塞いでいる。

「あ、あの・・・テツくん・・・」
「分かりました」
「え、ほんとに? じゃあ、わたし、も・・・」
「――――――ということなので、黄瀬くんは、桃井さんにあげて下さい」
「「・・・は?」」



黄瀬と桃井は、二人して同じように「???」と、目を見合わせた。
黄瀬や紫原と同じように、桃井も黒子にシャンプーを贈れると思ったのだ。
喜びに言葉を弾ませたのに、途中で、その黒子当人に言葉をへし折られた。
しかも、顔を見合わせる二人を見て、「やはり、そうでしたか」と黒子が、妙に納得顔で頷く。


そして、爆弾は投下された。





――――――お二人は、付き合っているのでしょう? 香を贈りたいなんて素敵です。お似合いですね。

















何がどうして、そうなったのだろうか。
こんなにも黒子を想っているのに。




それは、超絶、無神経な――・・・・・・でしか、ない。
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by ak_yuma | 2014-01-01 18:42 | SSあり

アスキラ・総一・スザルル LOVE


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