2005/08/01 双愛10

カガリは、自分の瞳が据わっていくのを感じた。
半眼で蔑むように見下ろしてやる。
「ちょっと待て」
さすがにそのカガリの不穏な気配を感じたのだろう。
アスランから静止の声がかかる。
だが、その声の響きには焦りも何も含まれていないように聞こえる。
-------ほんっと、ムカつくっ。
そういう自分だけは冷静なように振る舞う仕草とかが余計に憎たらしさを増長させるとは、この男は思わないのだろうか。
「なんだよ? 命乞いならしても無駄だぞ?」
「命乞い・・・って」
命乞いどころか、さも呆れたようにアスランは溜息を付いた。
脅しているのはカガリの方なのに、これではどちらが優位か分からない。
だがまぁ、一発殴れば立場は逆転するだろう。
カガリは「おうっ」と自分を鼓舞し、拳を握り固めた。
ぶんぶんと腕を振り回し、今まさに、アスランを殴りつけようと準備を整える。

「ほんっと~にいいのか?」
「往生際が悪いぞ」
「一応、お前は俺の恋人だよな」
「ああ。い・ち・お・う・な」

一応に力をこめて一言一言区切って発言するカガリに、アスランは口の端を片方上げた。
「なら、俺の性格は分かっているだろう?」
その言葉にびくり、と拳が止まってしまうのは何故なのだろう。
「復讐するぞ」
脅しのような言葉を何でもない事のようにさらりと言う。
いや、『脅しのような』ではない、それは完全な『脅迫』である。
ぎり・・っと、カガリは音が立つ程、歯を噛み締めた。
ぎりぎり・・っと、歯軋りをする。
ここでアスランを殴って、黙らせるのは簡単だが、それでは後で何をされるか分からない。
この男は、やると言ったらやる。
悔しいが、そのくらいのことは分かっているつもりだ。
自分の両肩には、オーブ国民の何万・・いや、何千万という前途が掛かっているのだ。
こんなところで、こんな男にやられるわけにはいかない。
だが・・・。
ふと、カガリは思いついた。
思わず、両手を打ちつけて小躍りしたくなる。
にんまりと自分の頬が緩んでしまうのは隠しようがない。
「おい?」
不審気なアスランの声。
それも仕方がないだろう。
カガリは、さっきまでの仏頂面を改め、満面の笑みを浮かべていた。
「ふ、ふふふ」
何とも不気味な笑い声まであげ、腕をまた振り回し始める。
「完治する前に、またぶん殴ればいいと思わないか?」
「あぁ?」
「復讐なんか出来ないように、一生寝たきりにしてやるっ」
--------この人でなしっ。
アスランがそう叫んだかどうか。

--------------------------------------------------
なんか長いな・・・;
ってか、こんなんじゃいつまでたっても終わらない気がしてきた・・・;;
まあ、いいか○o。.

あ。ガンダム切手。結局、購入しました~v
母が郵便局に用事があるって言うので頼んで(ゴフ;)
まあ、アニメ見ているのも、サイトやっているのも知っているんで。(でも、こんなの書いているなんて思ってないんだろうなぁ。。。)
以下、その時の会話。↓
「じゃあ、ついでにガンダム切手買ってきて」
「ええ? お母さん、恥ずかしいよ」
「大丈夫。ちっちゃい子供に頼まれたって思うよ。お母さんだし」
(ちっちゃい子って・・・自分で墓穴掘っているし;;)
[PR]
by ak_yuma | 2005-08-01 21:12 | SSあり

アスキラ・総一・スザルル LOVE


by ak_yuma
プロフィールを見る
画像一覧