2005年 08月 11日
2005/08/11 双愛16
「жД@%яй!!」
突然、脇から掛けられた声にアスランは飛び上がった。
言葉にならぬ声を上げ、壁に縋り付いてしまう。
動悸が激しく胸を打つ。
「い、いつからそこに」
深呼吸を何度も繰り返し、漸く言葉を発する。
それでも、まだどきどきする。
一体、いつからそこに?
アスランは、驚嘆と疑問に目を丸くした。
全く気配を感じなかった。
そんなわけはないのに。
彼女は軍の訓練も何も受けていない只の民間人なのに。
だが、その疑問は、あっさりと彼女の口から教えられた。
「さっきから、ずっと。-------機嫌の悪いキラを一人で来させるわけないでしょう?」
不敵に悪戯っぽく笑う彼女の目が物語っている。
------キラに気を取られていたのでしょう?
くすくすと笑いつつ、手加減のない彼女の直球の言葉には、刺がある。
確かに、キラに、気を取られていた。
あんな場面を見られたのもそうだが、何よりも・・・『 』・・・・な、言葉が深く痛い。
それにしても、やっぱり。
「キラ。機嫌が悪いんだ・・・・・」
問いかけというよりは、自分自身への確認のように呟いてしまう。
それでも彼女------ミリアリアは、律儀にも答えてくれた。
それはもう、実に楽しそうに。
「めっちゃめちゃ、機嫌わるっ。まったくもう、いったいだぁれが、あそこまで機嫌を悪くしちゃったのかなぁ? ねぇ?」
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くるま。
なぁんで、赤信号なのに突っ込んでくるクルマがいるのだろう・・・。
もう恐いよぉ|||
トラウマになりそう・・・。(いや、もうなっている気がする; 信号がアテにならないなら、何をアテにすればいいのだろうか;;;)
by ak_yuma
| 2005-08-11 20:46
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