2005/11/21 双愛27

最初はなんだか分からなかった。
ただ、眦が熱くて・・・キラの顔がよく見えなくなった。
それが表面張力によって瞳に溜まったものだと気付いたのは・・・。

「うそ・・だよ?」
キラがおずおずと気まずそうに、アスランの顔を覗き込んで来た。
「ごめん・・泣かないで? ね?」

自分自身が泣きそうな顔をして、キラがそう声を掛けてくる。
下から顔色を窺うようにと覗き込んで来る。
そんな事をしなくとも、自分には泣く資格などありはしない。
そこまでキラを追い詰めたのは自分だ。
自分以外の誰がいるというのだろうか。
そんな事は分かりすぎるほど、分かっているというのに。
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by ak_yuma | 2005-11-21 21:06 | SSあり

アスキラ・総一・スザルル LOVE


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