2006/04/30 散華6-3(追加分)

やぁっと、車を洗う事ができました~v
いや、もう白い線がだらだらと車に(汗)
なのに、天気が悪くって;
せめてフロントだけでも、と拭けば、これまた1時間もしないうちに雨風に晒され、砂埃まみれになって下さったし;;
でもまぁ、これで、例え、また雨に晒されようと悔いなし!(なんて嘘です、ハイ; せめてGW中は(祈))






散華6-3

道は何も一つではない。
本来、歩いてきた道と少しばかりずれていたとしてもそれが何であろうか。
本質には大差がない。
もしかしたら、それこそが正道になり得たかも知れないのだ。





だけど。





アスハ家の各部屋には基本的には鍵が掛かっていない。
もちろん鍵自体はついている。
だが、かなりな割合で掛かっていない場合が多い。
それはアスハ家自体が厳重な警備の中にあるから、それほど各居室でのセキリティを重視していないという点があるのかも知れない。
または気心が知れた仲というのだろうか。
代々続くような古くから見知ったものばかりがアスハ家には仕えている。

ラクスは、堅牢な樫の木の一枚扉をそっと押し開けた。
それは重そうな外見とは裏腹に、少しの軋みもなく、軽く開いた。
照明を落とされた室内は暗く、その開いた扉の分だけ廊下の明かりが一筋、差し込んで行く。
ラクスはその光が人一人分通れるくらいまで開けると、それ以上太くならないうちに、するりと内側へと身を滑らせた。
そして、そっと後ろ手に扉を閉める。
すると一瞬、全てが真っ暗になるが、すぐに足元の常夜灯がうっすらと点灯し始めた。
それは微かな光となり、室内の様子を浮かび上がらせる。
たゆたうようなゆったりとした静寂。
足元に光る常夜灯のおかげで、なんとか物があることは分かるが、それでも先ほどまで明るい照明の下にいた目では形の判別まではつかない。
暗闇に目を慣らすようにパチパチとなんどか瞬きを繰り返す。
何度も繰り返すうちに段々とそれが何であるか物の形の判別もつくようになってきた。

「キラ・・・」


視線の先にあるのは、キラの寝台。
うっすらと開かれる唇が呟くのは、彼の人の名前。
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by ak_yuma | 2006-04-30 20:00 | DARK・SSあり

アスキラ・総一・スザルル LOVE


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