2006/11/10 こっそり。。

んんん~・・書くつもりはなかったんだけど・・・。
まぁ、ちょっとね。。
しかもなんかちょっと傾向違うかも(笑)
ちなみに、るるなな・・・?(るる→すざ←なな?)か、ななるる←すざ?
途中ですけどね;





「ナナリー? ナナリー!?」

どこにいるのだろうか?
ベッドルームは見た。
リビングもキッチンも、それこそシャワールームもトイレさえ。
それなのにどこにもいない。
このクラブハウスのどこにもその存在を感じない。
窓から入り込む風が胸騒ぎを運んでくる。
蛆虫を髣髴させる悪寒が背筋を駆け上っていく。
ナナリーがいない。
それだけで、心がこんなにも凍えてしまいそうになる。
足元から自分の意義すら瓦解して行く。






「ナナリー!!!」






「あ、ルルーシュ」
「スザ・・・く?」

大声で呼ばわるルルーシュの声に、廊下の曲がり角から、ひょいと顔を見せたのは、つい先日、アッシュフォード学園にて再会したばかりの幼馴染の枢木スザク。
スザクとはその前にも思わぬところで再会してはいるが、それはナナリーは知らないことだ。スザクにもそれは言い含めてある。
そして、その予期せぬ再会の後にも顔を合わせてはいるが、それはスザクさえも知らぬこと。仮面を被りゼロと名乗り、ルルーシュ自身としてではなく、顔を合わせている。

「ナナリーなら心配しなくても、一緒にいるから」
「お兄さま」

そのスザクの言葉通り、ナナリーは彼に車椅子を後ろから押され、現れた。
幾分、頬を上気させ、楽しげな笑みと共に、ルルーシュへと声を掛けてくる。

「なにを・・・っ」

その様に、憤りを感じるのは己の心が狭いからか。
嬉しそうにスザクの傍らで笑うナナリーに、心が軋むのはなぜか。

「なにを勝手に・・・っっ」
「夕日が綺麗だったから」

ごめん、と困ったように笑うスザクに激しい怒りが湧いてくる。
それはナナリーを連れ出された事に対しての怒りなのか。

「こっちがどれだけ心配したと思っているんだ!?」
「うん、心配かけて悪かったよ。でも、あの朱に染まる空をナナリーにも感じて欲しくて」
-------ほんとに綺麗だったんだよ、今度はルルーシュも一緒に行こう。

そう微笑むスザクは、きっと他意などないのだろう。
だが、この感情はなんだ。
スザクの言葉一つ一つが、苛立ちに拍車を掛ける。
なぜこんなにも心が波立つのだろう。
なぜこんなにも怒りが湧き出るのだろう。
止められない。
止まらない。
そんな言葉を出してはいけないと分かっているのに。
何よりも大切なナナリーを傷つけるだけだと分かっているのに。
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by ak_yuma | 2006-11-10 23:50 | SSあり

アスキラ・総一・スザルル LOVE


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