2007/08/17 しようよ。partⅡ リベンジ

ページ作ってアップする時間がなかったら、ここで~。

ぎあすになります。



>>しようよ。partⅡ リベンジ

珍しい事もあるもんだな、と疑問に感じながらも、決して悪い気はしない。
なのに。

「しようよ」
「----------は!?」

青天の霹靂のような、この間のまさに美味しいごちそうを労せず戴いちゃった再現のような、言葉を吐いてくる。
これはいくらなんでも、出来すぎだろう・・・と、疑心暗鬼に陥る。
何か企んでいるのか? と胡乱な瞳で見据えれば。

「スザクだって、気持ち悪いだろ?」
「・・・なにが?」
「一度は受けたものが、達成されないとさ」
「・・・・・・・・・」
「だからさ、しよっ?」
「つまり、それは・・・」
「俺が上っ。男に二言はないだろ?」

---------考えナシ、か。
ガクリ、とスザクは頭を垂れた。
深く考えてしまった自分に自己嫌悪に陥る。
まさか、全く、同じ事を繰り返そうとするとは思ってもいなかった。
誰だ、ルルーシュの頭がいいなんて言ったのは。
・・・ああ、そうだ。シャーリーだったな。
ルルは本当は頭がいいのに、って。
多分、この現状を知ったら、彼女もその言葉を撤回するだろう。

「るるーしゅ・・・『学習』って言葉を知ってる?」
「もちろん! ちゃんと学習してきたぞっ」

--------それ、多分、『学習』の意味が違うよね・・。
頭に知識を詰め込むばかりじゃなく、ちゃんと認識して欲しいんだけど。

「ああ、そう・・・」
「まさか、断ったりしないよな!? また嘘ついたら、絶交だからな!」
「人聞きの悪い。僕がいつ、どこで、嘘をついたって言うんだよ?」
「こないだ。ここで。このベッドの上で!」

思いっきり、人差し指を叩きつけるかのように、ビシっと、ルルーシュはベッドへと指差した。
確かに、この間、ベッドで美味しく戴いちゃったりはしたけど。

「嘘なんかついてないよ?」
「どの面下げて、そういう事を!? したくないならしなくていいって言った癖に!!!」
「ルルーシュ『が』でしょ。僕『が』したんだから問題ない」
「大有りだっっ!!!」

そう大きく叫んだルルーシュは、なんだか全力疾走でもしたかのように、息をぜいはいと荒げていた。
こんなことで、体力を使い果たすとは・・・ちょっとは体力つけた方がいいと思うよ・・・。
スザクは、はぁ、と溜め息を深く吐いた。
なんだかんだ言って、ルルーシュは一度、こう決めた事は実行するまで諦めない。
だが、挫折したら、他の方法を考えたりするちゃっかりとした面もあると言うのに。

「今度は、なんて言われたの?」
「おまえには実行力がない、って! ・・・ぁ」

ちょっとカマをかければ、あっさりとルルーシュは吐いた。
悔しそうに地団駄を踏むその様子は、この間とまるっきり同じ。
・・・やっぱり、この間の人物と同じか。
ここまで、ルルーシュに影響力を持っている人物には会ってみたい。
が、我に返ったルルーシュが、両手で口を塞いだところをみると、そう簡単にはいきそうもないだろう。

「おんな?」
「・・・・・・・」

淡々と問い掛ければ、黙秘をしようとするものの、顔色だけで判別がつく。
・・・女か。
まぁ、年頃の男ともなれば、一人や二人、いてもおかしくはないのかも知れないけれど、ルルーシュによる害虫はおっぱらっておいた筈なのに。
ルルーシュの性格と態度からして、その女とどうこうなっているとも思えないが。

「浮気してるの?」
「してないっ」
「そ?」

面白くない気分のまま、そう問い掛ければ、今度は勢い良くルルーシュは首を振って否定してきた。
さすがにスザクの感情が黒くなってきているのを肌で感じたのだろう。
にっこりと短く返せば、「うっ」と怯んだように、ルルーシュは一歩下がった。

「でもでも・・・するだろ?」

なのに、やっぱりシたいらしい。
何が「でも」なのか、よく分からないが、とにもかくにも、ルルーシュがシたいらしい。
一歩下がっていた体を前に戻してきて、先ほどよりも近くにスザクに甘えてくる。

「ねぇ、しようよ」

スザクの首に腕を回して甘えてくる様子は、本当に可愛らしい。
唇を舐め、艶めいた瞳で見つめてくるその様子は子悪魔のようで。
できれば、このまま襲っちゃいたいくらいに悩殺される。
でも、このまま戴いちゃったら、またもご機嫌を損ねるのは目に見えている。

だから。

「いいよ」
-------------但し。できなかったら、僕が戴くからね。






にっこりとスザクはそう返していた。
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by ak_yuma | 2007-08-17 11:13 | SSあり

アスキラ・総一・スザルル LOVE


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