2007/09/15 未来~すきということばのさきに~6(蒼穹)

微妙に、ちまちまとサイト内を修正。。
(お宝部屋の小説cssを外部から内部へ・・って、あんまり関係ないですね;)

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+追加+

蒼穹。なんだか種を間に挟んだら、続きが書けるように(笑)
(あ、でも、色々と最初の方、清書して、付けたししているのだけど・・それはページup時に公開ということで)
でもこれ、誕生日までに上がるかな~(^-^;



>>未来~すきということばのさきに~6(蒼穹)

「まぁ、いいや。後悔は一騎の特権だもんね。私は好きにやらせて貰います」
-------んじゃあね~!

一通り、笑い転げて気が済んだのだろう。
先ほどまでの、大人びた表情を見せていた乙姫とは一転し、底抜けに明るい笑顔を一騎に向け、手を振り走り去っていく。
一騎が制止する暇すらない。

----------『後悔は一騎の特権だもんね』

去り際の乙姫の言葉に、既に一騎は後悔している。
どうして、今、この場で止めなかったのだろう。
一騎が何に迷い、悩んでいるのか。
正確に知っているであろう乙姫を味方に出来なかったのは痛い。
これから先、どう出てくるであろうか、少しばかりは、一騎にも予想できてしまうから。

--------それとも。

もしかしたら、乙姫は、猶予をくれたのかもしれない。
一騎が迷い悩む時間。
乙姫の束縛が免罪符になる。










『結婚しよう、一騎』

いつも帰る時が寂しかった。
また明日、会えると分かっていても悲しかった。

『朝も昼も夜も。離れなくてすむように』
--------帰る場所が同じ場所であるように。

そんな我侭な事を考えているのは一騎だけではなかったのだ。
総士も、同じ思いであったと嬉しく思った。

・・・だけど。

『返事はすぐでなくてもいいから。』

フェストゥムの側に総士が行ってしまった時。
そこから無事に総士が帰還してきた時。

いつでも。
どこでも。

不安は付き纏った。

『そうだな。一騎の誕生日の日』

-------また消えるのじゃないかと。

それは杞憂だと。
願えば叶うと思ったけど。

『その時に返事を聞かせて欲しい』

今は総士よりも一騎の方が危険かも知れない。

治りきらない左目。
不安定な心の結晶。

『その日に返事がなければ諦めるから』

左目に手を当て庇う一騎を総士は困惑したように見た。
それでも、言うべきことはそれで全てだったのだろう。

『いい返事を待っている』

優しく微笑んで、帰っていく。
決して無理強いはしない。
一騎を思いやってくれる。
そんな総士が一騎も好きだ。

--------だけど約束してない。

誕生日の日とは言ったけど、時間を約束してない。
返事がなければ諦めるって言うのは、本当は返事を欲しくないのじゃないだろうか。
ただ、一騎と一線を越えてしまったケジメとして、そう言っただけ。

-------だって、もしそうなら。

一騎だったら返事もなく、諦めるなどという事などできそうもない。
いや、断られたとしてもきっと諦められない。

・・・だって、好きだから。

総士の事だけが好きだから。
断られた先の事など考えられない。
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by ak_yuma | 2007-09-15 18:26 | SSあり

アスキラ・総一・スザルル LOVE


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