2008/04/09 『猫祭り1』(スザルル)

とりあえずちょい出来ている分だけ。
R2 1話より。。派生?というよりは間の補完。んでR1と交差しておりますw



>>『猫祭り1』(スザルル)

「・・・な、なんですか、これは・・・?」

ひくり、と頬を引き攣らせて、ルルーシュは一歩、後退った。
今日は何もする事がないと放課後に生徒会室へと顔を出したのだが・・・既にそれを後悔していた。

「やぁねー、ルルちゃんってば、分かっているくせににゃん」
「はいはいはい。ルルも、もう諦めなよねー」

前方には、やたらに露出度の高い着ぐるみを着たミレイが、右手を招くように上げる。
後方には、素早くドアを塞ぐようにシャーリーが含み笑いをしつつ立ち塞がる。
その手に持っているものは、見間違いでさえなければ、これから着せられるであろう奇抜な衣装に、化粧道具だろうか。

「・・・一応、聞かせて戴きますが、今日の趣向は・・・?」
「猫祭り!」
「・・・その心は?」
「んんん~? なんとなくかなぁ? な・ぜ・か、衣装が揃ってたんだよねー。」
「じゃあ、俺はこれでっ!」
「ちゃーんと、ルルちゃんの猫耳も尻尾も用意してあ・る・か・ら、ねっ。------ほぅら、ロロ、そっちそっち」

きらーん、とミレイの瞳が猫の目ように縦に細くなり、光ったような気がした。
ルルーシュは身の危険が迫る前にと、すたっ、と片手を上げ、素早く立ち去ろうとは、試みてみた。
だが、やはり扉の前には、シャーリーが。
そして更に、ミレイの命令で、なぜか最愛の弟である筈のロロまでもが、敵に廻ろうとしていた。

「ばかっ。やめろ、ロロ。やめろ、やめるんだ・・っ!」
「ごめん、兄さん。会長命令だから」
「顔が笑っているだろっ。おいっ」

まさかシャーリーやロロに対して手を上げるわけにもいかない。
羽交い絞めにしてくる二人に為す術もなくルルーシュは椅子へと縛り上げられてしまった。
幾ら怒鳴りつけたところで、目の前には、化粧道具を嬉々として見せびらかしてくるシャーリー。
そして、ロロに至っては、申し訳なさそうな顔をしながらも、やはりどこか楽しげに笑っていた。

「ロロ!」
-------・・ク!
[PR]
by ak_yuma | 2008-04-09 22:18 | SSあり

アスキラ・総一・スザルル LOVE


by ak_yuma
プロフィールを見る
画像一覧