2008/09/10 うん、ちょっと・・・;;

ちょっと今、平日に、書けそうもないので、反逆「暁のみえるところ12」の冒頭を以下に格納。






>暁のみえるところ12 冒頭

ゆっくりと通り過ぎていく優雅な足が目の前にある。
ルルーシュは、スカートの裾を引き、頭を深く垂れて、その足が一秒でも早く、通り過ぎていくことだけを祈っていた。

(はやく・・っ。もっと、はやく行ってくれ・・・っっ)

毛足の長い絨毯は、ゆっくりと歩く微かな足音など吸収してしまっている筈なのに、なぜか一足ごと一足ごとに、大きくルルーシュの耳には大きく響いてくる。
いや、それよりも、ルルーシュ自身が発する鼓動の方が大きかっただろうか。
心臓がポンプのように血液を全身に送る脈動も、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する呼吸すらも、できることなら止めてしまいたい程に、うるさく響いてきていた。

(もしも。・・・もしも、万が一にも気付かれでもしたら。)

震えのくるほどの恐怖に襲われている。
コーネリアは、母を・・・マリアンヌ皇妃を崇拝していた。
だが、それとこれとは別問題だ。
例えそれが好意によるものだとしても、万が一にも、自分の存在が見つかり、本国に連れ戻されることにでもなれば。
まともな後ろ盾すらない皇族ほど、惨めな末路はないのだ。
決して、そんな思いをナナリーにさせたくはない。
そんな思いをさせるぐらいならば、

(今、この場から泡にでもなり、消えてしまいたい・・)
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by ak_yuma | 2008-09-10 22:12 | SSあり

アスキラ・総一・スザルル LOVE


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