2008/10/09 あ。はっぴばーすでぃ(仮)2

10月反逆組み誕生日ごっちゃSS。以下続き格納。
設定は、捏造です。つっこみ不要でお願いします(笑)



あ。はっぴばーすでぃ(仮)2

・・・と。

「ああーっ。ずるいですっ。ユフィ姉さまばっか、ズルいっっ」

車椅子の走る音と、それを押してぱたぱたと走る音が聞こえたと思えば、いきなり騒々しい大声がその場に響いてきた。
声の方へと顔を向ければ、シュンというエアードアの開く音と共に、ナナリーとロロが部屋へと飛び込んできていた。

「ずるい・・って、おまえらの誕生日は、まだ先だろうが」
「でもっ。わたし、去年は貰ってないですもんっ」
「やった。でも、それをおまえがロロにあげちゃっただけだろ」
「そ、それはそうですけど・・・」
「返さないよ? これは僕が貰ったんだもん」

昨年のナナリーの誕生日。
行き倒れていたロロをナナリーが拾ってきた。
ナナリーは、誕生日を知らないロロの為に、拾ってきたその日をロロの誕生日とし、自分が誕生日プレゼントとしてルルーシュから貰ったハート型のロケットを贈った。
それからだ。ルルーシュの周りも、ルルーシュ自身の意識も、劇的に変わったのは。
ナナリーは、自分より年上のロロを兄さまと慕いつつ、危うげな雰囲気を持つロロをほうっておけないと世話をし始め。
その世話をする為に、悲しい現実など見たくないと心の病で、閉じていた瞳を未来を見るためにも開いた。
ナナリーの瞳が開かれれば、ルルーシュも今まで、自分がなんとかしなくては、と張り詰めていた気分が解れ、少しばかり心に余裕ができた。
余裕のできた心で周りを見れば、祖国に捨てられ、使い捨ての駒のように扱われたと感じていた状況が、実は、暗殺から身を守る親心の手段でもあったように思えた。
ならば、祖国に戻るつもりはないが、既にゼロと言う仮面の裏で、友好を築いていたユーフェミアとは、イレブン総督のコーネリアには隠れながらも、ルルーシュ・ランペルージとしても、交流を持ち始めたのだ。
勿論、時期を見ては、コーネリアにも打ち明けるつもりでもいる。
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by ak_yuma | 2008-10-09 22:26 | SSあり

アスキラ・総一・スザルル LOVE


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