2011年 02月 23日
2011/02/23 春うらら。3-2 (蒼穹ver.)
というのを、続き書いていて気づきました(笑)
んでも、またもや変換しなかったり(^_^;)
サイトupの時に、もろもろ修正しますー。
「春だな」
「・・・それ、俺が今、言った」
だけど、もしかしなくてもそれは考えすぎだろうか。
つい、胡乱な瞳で言い返してしまったが、かずきは嬉しくもなっていた。
(そうしも同じなのだろうか?)
なんとか会話を続けたくて。
だけど、何を話したら分からなくて。
----もどかしくて。
「かずき。なに、笑っているんだ?」
そう考えたら、なんだか無性に可笑しくなっていた。
腹を抱えて笑い声を立てていた。
「別に」
別に、って状況ではないが、そう応えていた。
笑ったままのかずきにそうしが憮然とした表情を見せる。
(だって、そうしも会話を探していたのだとしたら。)
すごいおかしい。
あの、そうしがかずきに気を使っているのだ。
そう考えると、現金なもので、この沈黙が、急に愛しくなった。
そうしと二人。
なにするでもなく。
-----------このまま、手をつないで。
春うらら。
ぽっかりとぬくもりが優しい。
by ak_yuma
| 2011-02-23 20:38
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