2011年 08月 01日
2011/08/01 アスキラ聖夜8-3を投下
あとちょっと・・・っ、と思いつつ、なぜか、次の瞬間に延びている・・・(笑)
とりあえず、聖夜8-3を以下に投下。
クリックしてみてねv
>>聖夜8-3
ピンクの妖精が青くなる様は、なんとも物悲しい。
だけれども。
「あ、あの・・・きら・・・・・・・・・・」
恐る恐ると問い掛けて来るのに、にこやかに返す余裕は、キラにもなかった。
だって、サンタさんが。
キラの大好きなサンタさんが。
・・・・・・え? ええ?
聞き間違いだろうか。
キラの勘違いだろうか。
だってだって。
キラのところには、毎年、サンタさんが来ていたのだ。
そりゃ、会ったことはなかったけど。
昨年、もう大人だからプレゼントはいいとお断りするまで、律義に。
毎年、毎年、枕元につるした靴下には、朝になるとサンタさんからのプレゼントが入っていたのだ。
それも、キラが欲しいな、貰えたらいいな、なんて思っていたものが、いつもいつも。
キラは、誰にもそんなこと言ってなかったのに。
こんなにも、キラの心が分かる存在が他にいるだろうか。
サンタさん以外には、考えられないではないか。
・・・・・・でも。
ラクスの顔を見れば、いくら自分で自分を誤魔化しても、はっきりと悟る。
悟らないわけにはいかない。
----------------サンタさんは、いない。
by ak_yuma
| 2011-08-01 20:33
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