2006年 06月 19日
2006/06/19 双愛42
首も肩も腰も痛いのですが;
それよりも自分自身がイタイ・・・凹
なんだか凹み気味;
なので、アスをイジメてみました(爆)
双愛42
「あすら・・」
「心配なんてしなくていいんだ」
そっと手を伸ばし宥めようとするキラから、アスランが逃げるように一歩下がる。
ふるふると首を振り、
「嘘もつかなくていいんだ」
更に一歩、下がる。
その唇は自嘲するように曲がり、視線は逸らされたままだ。
だが、その言葉に慌て、青くなったのはキラの方だ。
「ま、まって。嘘って・・・っ」
-------まさか。と思う。
まだ誤解は解けていなかったのか。
せっかく、ラクスを連れ帰ってきたと言うのに、これでは意味がない。
「トリィのことなら・・・っ」
「・・・っ」
脱兎のごとく、キラの言葉を聞く事もなく、アスランが駆け出した。
「アスラ・・・っっ」
当然、キラも追いかけようと駆け出そうとした。
だが、それを止めたのはラクスだった。
そっとキラのその手に、手を添え、ゆっくりと首を振る。
今は何をいっても無駄だと。
少し時間をおきましょうと。
by ak_yuma
| 2006-06-19 22:14
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