2006年 07月 10日
2006/07/10 双愛48
いや、もう追いつかれているような;;
これはもう二順目にも追い越されますね(遠い目) <運命補完・双愛
ってことで双愛、強化月間(!?)
(あ。47ですが、必要なところが抜けていた;ので、サイトアップの時に加筆・修正します~;)
双愛48
そう思ってしまうことのどこが悪いのか。
類まれな歌姫と言われようとも、聖女と祀り上げられようとも。
ラクスとて一人の人間だ。恋する乙女だ。
思う人はただ一人。
欲しい心はたった一人。
「いや、でも、ほら。そろそろアイツにも正気に戻って貰わないと、ね」
唇を噛み締め、拳をふるふると握り締めて睨み付けてくるラクスに、カガリは苦笑を漏らした。
こういうラクスの素直な反応が可愛いと思う。
うっすらと瞳には涙まで浮かべて、まっすぐにカガリへと抗議してくる。
「いつまでも呆けられていたら困るだろう?」
カガリは視線を転じて、格納庫のある方へと向いた。
ここからは見えない、あるものを見据える。
ラクスもそれに気づいたようだ。
たちまち、真摯な顔つきになる。
「そう・・・ですわね」
by ak_yuma
| 2006-07-10 21:21
| SSあり